シングルレッドの道行きは
さて、超csも終了してエリア予選も始まり皆様忙しくお過ごしでしょうか。私は色々肩の荷が降り、代わりに胃が痛くなるような待機期間を過ごしております。
こんにちわこんばんは。ワン公です。
今回は、どうして私が赤単軽量獣速攻というアーキタイプを使い続けているのか、どんな魅力があるのかをつらつら書いていこうと思います。ひさびさに筆をとったので文章が拙かったり誤字とかは勘弁してちょ。
先日のアンケートで提示した三種類の中から一種書こうと思っていて、結果がこちら。
そんなに気になる内容かなぁ?とかは思いましたがまぁこのなかでまともに書けそうなのこれくらいだしなぁとか思ってました。
まず、どうして私が赤単を使い続けているのか。いろいろ変遷はありましたが原点は「悔しかったから」です。
当時はまだ予選を上がるのにも難儀していて、悔しい思いをいっぱいして色んなデッキを試していた頃。罰怒ブランドの召喚数のカウントを効率的に満たせる速攻を練っていました。ちょうどGP5thの一ヶ月前頃ですね。
基礎コンセプトは「マンマショック」のギミックのスイッチカードにラウド"NYZ"ノイジーを加え、二種の軽減を起点に3ターンキルないし4ターンキルを目指す赤単ブランドを考えていました。副次的に手札を抱えることができ、また当時は単騎が4枚デッキに入れられたのもあり、無重力 ナインも採用した物です。
そう。のちに関西のチーム「E.V.A」が一線級のデッキとして仕上げた「EVAブランド」…今に残る赤単ブランドの前身、そのものでした。
起源説を唱えるのが馬鹿馬鹿しいということ自体今の私はよくよくわかってはいますが、当時の私は精神的に未だ幼く、GP5thの入賞を見たときは芋虫ほどのモブプレイヤーながら心の底から悔しいと思ったものです。
そこから、それまで勝てるデッキを模索し続けるタイプのプレイヤーだった人間が、一種の「先に大舞台で勝たれて悔しいから」というくだらない意地で固定のデッキを握り続けるプレイヤーに
凡人が「妖怪」とまで言われるようになるその一歩目を、このとき踏み出した訳です。白梟さんほんといい性格してるわ。
初めて優勝プロモを握った時の心の底から湧き上がるような喜びを、今でも忘れません。
"轟轟轟"ブランドを見た時、興奮が止まりませんでした。
ドリル・スコールを一年使い続け、高速速攻のランデスとはここまで強いものかと驚きました。
4倍の大舞台でまさかの同型戦を踏み、ベスト8で落ちた時は本当に悔しかった。
勝って笑って負けて泣く。私のDMPとしての道は、この時確立したのかもしれませんね。
CSでトリガー無しの単色速攻を使うということは、詰まる所戦場にボロ布の服でただ良く切れるナイフと早く走れる足だけで立つ事と同義なんです。
周りを見渡せばS・トリガーの鎧を身に纏い、リーチの長く威力の高い武器を持って、尚且つサブの武器も持ち合わせているような敵や
全身を分厚い鉄板で鎧って一撃必殺のループという猛毒でこちらを倒そうとする敵も居る中で
裸と変わらないような防御力の布切れと板きれの盾を持って、ただ良く切れる取り回しのいいナイフと少しだけ他より早い足で戦おうというのです。
ここにこそ、このデッキの最大の魅力がある、と私は思います。
そのナイフはどこまで切れるように研げるのか?(プレイの研鑽)
足はどこまで速くなれるのか?(スピードのポテンシャル把握)
どこまで攻撃をもらっても倒されないか?(被リーサルラインの把握)
この自分より強い者だらけの戦場で、走って走って、走って走って走って走り抜いた先で燃える魂と滾った血潮でもってして勝ち抜いた時。1番上からの景色を見た時。
強者だらけの戦場で、たった1人の真っ赤な弱者が頂点に立って居るんです。
それって、最高にかっこいいと思いませんか?
そうです。私はカッコつけるためにデュエマしてるんです。ただ勝つだけじゃ満足できないし、好きなデッキで負けるのも許容できない厄介オタクです。客観的にキモいと思う。
それでも、それでも。
これからも赤単と付き合って行って、一緒に勝ったり負けたりして進んでいくんですよ。僕ぁね。
「赤色単衣」の道行きを。
ここまで読んで頂いてありがとうございます。少しでもこの愛すべきローパワーデッキの魅力が伝わればと思います。
それではまたどこかで。対戦ありがとうございました。
ps.別に他のデッキ使わない訳じゃないよ♨︎